不動産投資に際しての合理的な投資判断や不動産取引市場の透明性の向上のためには、不動産の収益性を示すインデックスが鍵を握っていますが、価格の方向がアップからダウンと反対方向に短期間で変化するような状況下では、過去のパフォーマンスを示すインデックスでは市場の流れの変化の間に生ずるタイムラグの問題を解決できません。先行する金融市場の変化に連動して、不動産の価格ベクトルを直に示すことのできる指標が必要です。
不動産は個別性が強く相対で取引されるためリアルタイムに時価を形成することができませんので、証券化された不動産については定期的に適正価格(市場価値に近似した合理的な価格)の評価が必要となります。しかし、評価に際しては金融市場におけるローン条件(LTV・金利)や不動産の用途・エリア等に対しての利回り(感応度)の変化、景気変動におけるキャッシュフローのシナリオの変化等を観察し、その価格要因ごとに分析したうえで評価を行う必要があります。
「コア・インデックス」はこの二つのニーズ「ベクトル」と「価格要因の分析」のための指標です。

重複する市場イメージ

不動産市場の透明性(Transparency)の向上が言われていますが、そのためには不動産の時価がリアルタイムに見えるような仕組みが必要となります。合理的で客観的なマーケット・インデックスが構築されると、標準となるモデル不動産の時価が金利の変動等に即応して明示されるので、モデル不動産と個々の不動産の価値(収益性)を比較することによって個々の不動産の適正時価を評価することができます。

私達は「コア・インデックス」がそのための一つのシステムとして、また投資家の合理的な投資判断と不動産市場の透明性(Transparency)確保のための情報となるように努力してまいります。

透明性確保とは

コア・インデックス